(5月25日更新)シンガポールのCOVID-19: 日星首脳会談で、リー首相が「健康証明の相互認証」にふれる。Grabが「運転手支援」として6月1日から$1値上げ。リンク済み12人。未リンク6人。クラスタ: JEM/Westgateで2人、マクドナルド配達員3人等

シンガポールも、新型コロナウィルス (COVID-19) の影響を受けています。
デマに負けないためには、信頼できるソースからのものを掲載しています。シンガポール政府・WHOなど国連機関、地元大手メディア(ストレートタイムズ紙、CNA)などです。可能な限り、私のブログではなく、原文にあたってください。

更新情報のサマリー

日星首脳電話会談で、リー首相が「健康証明の相互認証」にふれる。

原文では"mutual recognition of health certificates"との表記です。ワクチン接種証明の相互認証を期待しますが。
日本政府発表では「健康証明の相互認証」の記載はありません。

Grabが「乗客が減った運転手支援」として6月1日から$1値上げ。運転手が全額を受け取るのが終わる7月以降の扱いは明記なし。

運転手が全額恩恵を得るのは6月のみで、7月以降は値上げ継続でGrab社も利益を得るように見えます。

隔離施設が2400から4100にベッド増強。
機械の換気システムがないオフィスでは、エアコンを止め、窓とドアを空ける換気を推奨。

現実的には換気しながらでは仕事ができないので、「出社するな」という意味になりますが。

市中感染: リンク済み12人。未リンク6人。クラスタ: JEM/Westgateで2人、マクドナルド配達員3人等
30人の新規感染、合計で61,890人に。内訳は、輸入が9人、市中感染が18人、寮感染が3人。これまでに亡くなった合計が32人。

シンガポールでの最新状況

更新情報

日時(2020年)	発信者 (ソースとなるリンク)	内容
2021年5月25日	保健省	30人の新規感染者が見つかり、通算で61,890人になった。新規のうち、輸入が9人、市中感染が18人、寮居住者が3人。現在、250人が入院中(うちICUが2人)、施設隔離が279人。これまでに61,329人が回復し、32人が亡くなっている。新規の輸入のうち、インドネシアから3人、フィリピンから2人、インドから1人、ミャンマーから1人、米国から1人、パプアニューギニアから1人。新規の市中感染のうち、リンク済みが12人、未リンクが6人。 ■未リンク・63683人目は、マレーシア人男性29歳、Holland Piazzaのタイガーシュガーバブルティ勤務。・63708人目は、シンガポール人男性15歳、Westwood Secondary School生徒。・63710人目はシンガポール人男性27歳、Fei Ying Trading Enterpriseでプロジェクトマネージャー。・63711人目は、マレーシア人男性27歳、センカンジェネラル病院でハウスキーパー。・63714人目は、シンガポール人男性74歳、退職者。・63721人目はシンガポール人男性50歳、Tektronix Southeast Asia社でエンジニア。 ■クラスタ・JEM/Westgateのクラスタで新規に2人。・Learning Pointのクラスタで新規に1人。・マクドナルド配達員クラスタで新規に3人。・63479人目のクラスタで新規に1人。・63543人目のクラスタで新規に1人。・63660人目のクラスタで新規に3人。・その他のリンク済みが1人。寮居住者の3人は定期検査で判明。全員がH&W Communications社勤務でHarvest @ Woodlands在住。
2021年5月25日	シンガポール外務省 (MFA)	菅首相との電話会談経済・公共医療協力を深めたいとリー首相が発言。健康証明の相互認証を含む。福島からの輸入品で、事前検査と出産地証明へのシンガポールの輸入規制において、食品安全調査に満足しており、規制を撤廃する。
2021年5月25日	ストレートタイムズ紙 / Grab	(編注: 7月以降も値上げが続くのかどうか、その場合は運転手が全額値上げ分を手に入れる期間を過ぎているのでは、という重要点が記事で指摘されていません) 6月1日から全ての輸送サービスで$1値上げする。乗客が減った運転手支援のために、6月1日から30日の間、値上げの$1は運転手が全額を受け取る。6月1日から14日の間、ピークアワーの乗車に$1バウチャーをグラブが提供する。1日に2つまで利用可。平日午前7～9時、午後5～7時、週末午前11時から午後6時。Grabは2017年以降、利用価格を据え置いてきたが、昨年12月に30セントのプラットフォーム費用を課した。昨年11月に競争消費者委員会の制限が昨年11月に外れたあとのことだ。
2021年5月25日	ストレートタイムズ紙	隔離に使われるコミュニティケアファシリティ(CCF)でのベッドが、2,400増えた。検査で陽性だが、中程度の症状で、危険性が引く患者の収容に使われる。D'Resort NTUC、Tuas South、Bright Vision Hospitalが現在使われている。加えて、元Ang Mo Kio Institute of Technical Education and Civil Service Club @ Loyangも利用されるようになる。合計、4,100人を収容可能になった。昨年使われていたようなチャンギエキシビジョンセンターや、シンガポールエキスポは現在は使われていない。昨年4月には、CCFのベッド数は1万利用可能だった。
2021年5月25日	ストレートタイムズ紙	新鮮な空気を送り込む機械の換気システムがオフィスになければ、できるだけ窓とドアを開けなければならない。この時には、エアコンは弱めるか、オフにしなければらない。Covid-19の拡散を妨げるために、ビルの換気と空気の質を改善するガイドラインで、政府が言った。公共バスと電車は換気が十分だ。電車では空気は毎6分で換気システムを通じて交換されている。駅ではドアも開く。
2021年5月25日	ストレートタイムズ紙	ベテラン俳優 Terence Cao Guohui (53歳)は、昨年10月に自宅に12人の来客を受け入れていたのを認め、$3,500の罰金を受けた。当初は、誕生日を祝うのに、自宅に本人と他の5人のみを呼ぶ計画だった。雑誌編集者Lance Lim Chee Keong(50歳)が更に4人を呼び、合計12人になった。弁護士は、軽い罰金を求め、誕生祝いに来たゲストを追い返すのは「倫理的に間違っていた」と述べた。ゲストに「出ていけ」とは言えないと弁護士は言った。