(5月19日更新)シンガポールのCOVID-19: 仕事で短期訪問の日本人男性51歳が輸入感染。ワクチン接種が進んでいたことが、サーキットブレーカー入りを抑止したと専門家談。クラスタ: 空港7人、塾3人、刑務所3人、MBS1人

シンガポールも、新型コロナウィルス (COVID-19) の影響を受けています。
デマに負けないためには、信頼できるソースからのものを掲載しています。シンガポール政府・WHOなど国連機関、地元大手メディア(ストレートタイムズ紙、CNA)などです。可能な限り、私のブログではなく、原文にあたってください。

更新情報のサマリー

仕事で短期訪問の日本人男性51歳が輸入感染。

ビザなし渡航での入国が制限されている中での渡航です。シンガポール政府が特別に許可を出す特殊な仕事なのでしょう。

ワクチン接種が進んでいたことが、サーキットブレーカー入りを抑止したと、NUS専門家談。

感覚的な話に聞こえるので、ロジックを聞きたいです。特に今は、接種者から感染者が出ていることで、変異種へのワクチン効果に懐疑心が出ています。変異種に対し、「感染と重症抑止にX%効果が落ちるのかが、まだ有効性はY%ある」という話を聞きたいです。

インドのデリー州首相「シンガポール変異種がインドの第三波になりうる」との主張に、シンガポール外務省が正式に抗議。
活動再開情報をWhatsAppに漏らした公務員が起訴に。
Sinovacは引き続き評価中。2年間在庫保管が可能。
市中感染: 未リンク4人、リンク済み30人。クラスタ: チャンギ空港7人、塾Learning Pointで3人、チャンギ刑務所で3人、マリーナベイサンズカジノディーラで1人など
38人の新規感染、合計で61,651人に。内訳は、輸入が4人、市中感染が34人、寮感染が0人。これまでに亡くなった合計が31人。

シンガポールでの最新状況

更新情報

日時(2020年)	発信者 (ソースとなるリンク)	内容
2021年5月20日	保健省	38人の新規感染者が見つかり、通算で61,651人になった。新規のうち、輸入が4人、市中感染が34人、寮居住者が0人。現在、221人が入院中(うちICUが5人)、施設隔離が254人。これまでに61,183人が回復し、31人が亡くなっている。新規の輸入のうち、インドから1人、インドネシアから1人、米国から1人、日本から1人。 63432人目は、5月17日感染判明、5月17日発症、51歳男性日本人。短期訪問ビザ(STVP)所持者。日本人。輸入症例。シンガポールでのwork projectのために入国。新規の市中感染のうち、30人はリンク済み、4人は未リンク。 ■未リンク・63418人目は、シンガポール人45歳、Fairfield Book Publishers社の配達員。・63443人目は、シンガポール人女性24歳、アレクサンドラ病院でのベーシックケアアシスタント。 63446人目は、シンガポール人男性28歳、Patec社のエンジニア。 63453人目は、シンガポール人男性45歳、Westgateでのセーフディスタンシングアンバサダー。 ■リンク済み・チャンギ空港ターミナル3クラスタで新規に7人。・塾Learning Pointクラスタで新規に3人。・チャンギ刑務所クラスタで新規に3人。・Jin Tai Tong Food Industriesクラスタで新規に2人。・マリーナベイサンズカジノディーラクラスタで新規に1人。・Sms Infocommクラスタで新規に1人。・63236人目(お抱え運転手)のクラスタで新規に1人。・63290人目(国民退職者64歳)のクラスタで新規に1人。・63292人目(国民男性29歳、digital web designer)のクラスタで新規に2人。・63319人目(国民女性77歳、主婦)のクラスタで新規に3人。・63336人目(国民女性22歳、Invade Industry社勤務)のクラスタで新規に1人。・クラスタではないリンクで新規に5人。
2021年5月19日	ストレートタイムズ紙	積極的な多くの行動制限は必要なのだが、人口を守るより継続的な方法はワクチンだと、シンガポール国立大学NUS感染症教授は言った。「もしワクチンがなかったなら、シンガポールでサーキットブレーカーに入っていたと信じている」初回のみ接種を含め、人口の30%程度の中程度のシンガポールの接種率は、再度のサーキットブレーカーに国が入ることを避けるゲームチェンジャーだと述べた。
2021年5月19日	シンガポール外務省 (MFA)	シンガポールで見つかったCovid-19変異種が子どもに特に危険で、インドの第三波になりうるとの、インドのデリー州首相がFacebookとTwitterで行った事実無根の主張に、外務省は遺憾の意を表する。卓越した政治家が、そのような主張をする前に、事実を見極めていなかったとは、外務省は残念だ。インド高等弁務官に外務省は会って、懸念を伝えた。 2021年5月18日のプレスリリースでハイライトしたように、「シンガポール変異種」というものは存在しない。ここ数週間で優勢な多くのCovid-19症例はB.1.617.2変異種で、インドで最初に発見された。
2021年5月18日	ストレートタイムズ紙	Sinovacを健康科学局は安全性と効果を引き続き評価しており、製造者からのデータを待っている。2月23日にシンガポールは最初のSinovacワクチンを受け取ったが、利用認可がまだだ。他国からのデータを評価に使えるかどうかを、HSAは調査している。Sinovacは2年間在庫として保存できる。
2021年5月18日	ストレートタイムズ紙	昨年6月11日に、WhatsAppでシンガポールのサーキットブレーカー後の再開について情報を伝えたことで、公務秘密法OSAで、公務員51歳が起訴された。WhatsAppグループメンバーが拡散したため、公開前に機密情報が回覧された。情報を受け取った6人には、厳重注意が発せられた。
2021年5月19日	ストレートタイムズ紙	ナショナル・ギャラリーに入っているGemma Steakhouseの使用権者であるIl Lidoが、$14,000の罰金を受けた。昨年10月に、75人の食事客にハロウィンテーマディナーを行ったためだ。ディナーを組織したプライベートメンバーのクラブと、レストランは働いていた。昨年、12月3日から22日までの20日間、営業停止を担当官庁は命じていた。