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シンガポールのジカ熱/ジカウイルス感染症

シンガポールで一時急速に拡大していたジカ熱が、2016年は458人の患者で収束しました。感染者は、9月283人、10月43人、11月は12人、12月は4人です。
本記事は、英語が不得手や多忙すぎる等の理由で、シンガポールの現地記事や政府広報を確認できない人を、読者に想定しています。現地政府広報を確認できる人は、確認方法を書いていますので、そちらを参照し、この記事は読まないで下さい。
本記事の最終更新日は2017年1月25日です。

ジカ熱とは

筆者によるまとめ
  • ジカ熱で発症者は2割です。
  • ジカ熱の感染で深刻な影響があるのは、妊婦の胎児のみです。胎児が小頭症になる可能性があります。
  • 自分の症状は軽度でも、感染することで蚊を媒介して、他人、特に妊婦に感染させない注意が必要です。
  • 8割は感染しても無自覚なので、気付かずに感染を広めている可能性があります。

症状は?

ジカウイルスに感染してから発症するまでの期間(潜伏期間)は2~12日です。2~7日で、2割の人に発症すると言われています。デング熱やチクングニア熱より軽症と言われています。

搔痒 (そうよう): かゆい
眼窩 (がんか): 頭骨の前面にある,眼球の入っているくぼみ。

ジカ熱は何が怖いの?

ジカウイルスに感染すると、稀にギラン・バレー症候群となったり、妊婦が感染すると生まれてくる子どもが小頭症などの障害を持ったりする可能性があることが分かっています。

小頭症は何が怖いの?

小頭症は、赤ちゃんが極端に小さい頭で生まれるか、出生後に頭の成長が止まる稀な疾患です。小頭症の赤ちゃんは、成長につれててんかん、脳性まひ、学習障害、難聴、視覚障害などを起こす可能性があり、小頭症に対する特別な治療法はみつかっていません。

感染した母親から産まれる子どもの1%から13%ぐらいが小頭症を来すということです。

ギラン・バレー症候群は何が怖いの?

ギラン・バレー症候群は、手や足の力が入らなくなり、しびれ感が出た後、症状が全身に広がる病気です。比較的急速に進行することが特色で、発症後1日~2週間で筋力低下が全身に及びます。重症の場合は、声が出にくい、食べ物が飲み込みにくい、呼吸が苦しいといった症状を起こし、時には人工呼吸器が必要になることもあります。症状が軽い場合は自然に回復することもありますが、多くの場合は入院治療が必要になります。

ジカ熱はどのように感染しますか?

ジカウイルスを持った蚊がヒトを吸血することで感染します(蚊媒介性)。
感染したヒトから他のヒトに直接感染するような病気ではありません。しかし、輸血や性行為によって感染する場合もあります。
感染しても全員が発症するわけではなく、症状がないか、症状が軽いため気付かないこともあります。
妊娠中の女性が感染すると胎児に感染する可能性があります。
流行地域からの帰国後の、妊娠を予定しているカップルや女性は、ジカウイルスに感染することがないよう、最低8週間(男性に症状が見られた場合には6か月)、妊娠を控えることを強く推奨されます。

つまり、
「人 → 蚊 → 人」
と感染します。感染の大半は蚊が媒体です。「人→人」に通常の接触では感染せず、性行為や輸血での感染は少数です。性行為での感染は、コンドームの適切な利用で防げます。影響が大きいのは
「蚊/性行為/輸血 → 妊婦 → 胎児 (→小頭症/ギランバレー症候群)」
と胎児が小頭症になるケース
です。
ジカ熱が突然拡大するのは、自覚症状がない人が8割にものぼり、気付かずに蚊を媒介して他人を感染させることが多いためです。

「流行地域から帰国後に最低8週間妊娠してはいけない」という厚労省の勧告は、WHO(世界保健機関)のガイドラインに基づいています。ジカ熱の潜伏期間は2~12日に過ぎませんが、根拠は下記です。

米国のCDCは、「もし、女性がジカウイルスに感染していることが診断されたり、感染したかもしれないと思ったら、それから8週間は妊娠しないように注意すること」、「男性では、6か月間はコンドームを使用してパートナーに感染させないように注意すること」を求めています。
6か月という期間に驚かれるかもしれません。これは、ある40代前半の感染した男性についての追跡試験において、発症した日から血液からは9日、尿からは15日、唾液からは45日、そして精液からは181日までウイルスが検出されたという結果が出ているからです。他にも治癒して62日後の男性の精液からウイルスが検出されたという報告がありますが、いまのところ根拠となっているのは症例ベースにすぎません。今後、新たなエビデンスが出てくるかもしれませんが、今のところ厳しめに対策せざるをえないと思います。

治療方法はありますか?

ジカウイルスに対する特有の薬は見つかっておりません。対症療法となります。

どう予防すればよいでしょうか?

ジカウイルス感染症には有効なワクチンもなく、蚊に刺されないようにすることが最善の予防方法です。

  • 外出する際には長袖シャツ・長ズボンなどの着用により肌の露出を少なくし、肌の露出した部分や衣服に昆虫忌避剤(虫除けスプレー等)を2~3時間おきに塗布する。昆虫忌避剤は、ディート(DEET)やイカリジン等の有効成分のうちの1つを含むものを、商品毎の用法・用量や使用上の注意を守って適切に使用する。一般的に、有効成分の濃度が高いほど、蚊の吸血に対する効果が長く持続すると言われている。
  • 室内においても、電気蚊取り器、蚊取り線香や殺虫剤、蚊帳(かや)等を効果的に使用する。
  • 規則正しい生活と十分な睡眠、栄養をとることで抵抗力をつける。
  • 軽度の発熱や頭痛、関節痛や結膜炎、発疹等が現れた場合には、ジカウイルス感染症を疑って、直ちに専門医師の診断を受ける。
  • 蚊の繁殖を防ぐために、タイヤ、バケツ、おもちゃ、ペットの餌皿等を屋外放置しない、植木の水受け等には砂を入れるなどの対策をとる。

ジカ熱への予防接種はありません。媒介となる蚊を繁殖させない、蚊が繁殖する水たまりを作らないことが重要な予防であり、シンガポール政府も水たまりの除去に必死になっています。。

シンガポールでの状況と、シンガポール政府対応

シンガポールでの感染地域


※上記は筆者作成のまとめ地図

感染地域 Aljunied Crescent / Sims Drive / Kallang Way / Paya Lebar Way Bedok North Avenue 3 Joo Seng Road
感染が疑われる地域 Khatib Camp Sembawang Drive Kranji Road Joo Chiat Place Senoko South Road Toh Guan Road EastLor 101 Changi Elite Terrace Ubi Crescent Jalan Raya Circuit Road
感染者の住居/職場 Punggol Way Aljunied Tagore Avenue Yishun Street 81 Harvey Crescent

シンガポール政府のこれまでの対応

日本政府の対応

日本政府の見解は、「妊婦は可能な限りシンガポール渡航をお控えください」というものです。
下記のアナウンスがされています。

2016年8月29日 外務省: シンガポールにおけるジカウイルス感染症の発生(妊娠中又は妊娠予定の方は可能な限り渡航をお控えください。)(その2)
2016年9月1日 外務省: シンガポールにおけるジカウイルス感染症の発生(妊娠中又は妊娠予定の方は可能な限り渡航をお控えください。)
2016年9月2日 外務省: (感染症スポット情報)シンガポールにおけるジカウイルス感染症の発生(妊娠中又は妊娠予定の方は可能な限り渡航をお控えください。)(その3)

これらはメールでも通知されています。メールを受け取るには、在外邦人を対象にした「在留届電子届出システム(ORRnet)」での登録が必要です。

世界での感染地域は?

2016年8月25日時点で、世界70ヶ国で感染が報告されています。主に中南米と東南アジアです。
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FAQ よくある質問

ジカ熱の最新情報はどこで手に入れられますか?

最も信頼できる情報源はシンガポール保健省・シンガポール環境庁サイトです。それに加えて、シンガポール地元紙・地元テレビも信頼できます。情報のソースは、必ず確認して下さい。

    • シンガポール環境庁 (NEA): Zika Clusters (患者数や集団感染地など最新情報)
    • シンガポール政府 (gov.sg): Zika Virus
    • シンガポール保健省 (MOH): Press Release
    • Straits Times: Zika
    • Channel News Asia: zika
    • Today: zika

(本ブログ記事も含めて)日本語情報やうわさ話はゴミです。正確性に欠け(日本人ブログやうわさ話)、情報が遅く(日本政府勧告)、居住民にはインパクト判断が大雑把すぎる(日本政府勧告で妊婦への渡航勧告が、政府が責任をとることを避けられるように、シンガポール全域になっている)ためです。「私も知らなかったのですが」「だそうですよ」(出所記述なし)という言動は、本人は善意なのでしょうが、デマになる恐れがあり避けるべきです。

いつジカ熱は収束しますか?

シンガポール政府は、収束見込みを発表していません。

ジカ熱はシンガポール全体に広まりますか?

シンガポール政府は、拡大見込みを発表していません。複数の患者が発生した区域は、アナンスされています。
ジカ熱は東南アジア全体に拡大しています。タイでは国内10県、年初来の感染者数が97人と発表されています。カンボジア、ラオス、ベトナムでも感染者が出ています。東南東南アジアにはジカ熱の感染例が以前にもあり、ここへきての感染拡大が南米での流行と直接関係あるかははっきりしません。

シンガポールから一時退避すべきでしょうか?渡航を避けるべきでしょうか?

渡航を避ける必要はありません。
ジカ感染地域への勧告はWHO(世界保健機関)が出しており、日本政府からの勧告もそれに準拠したものになっています。一部を訳します。

利用可能な証拠に基づき、WHOではジカウイルス感染国、地域、領域への、一般的な旅行や貿易制限は出していない。
Based on available evidence, WHO has issued no general restrictions on travel or trade with countries, areas and/or territories with Zika virus transmission.

妊婦でなければ、退避や渡航延期は不要です。自分が感染することで、蚊を媒介して、他人、特に妊婦を感染させない注意を払って下さい。

私は妊婦です。シンガポールから一時退避すべきでしょうか?渡航を避けるべきでしょうか?

WHOでは妊婦の渡航自粛を勧告しています。

しかしながら、ジカウイルスが発生している地域への旅行は妊婦はさけるように、WHOは勧告する。ジカウイルスに感染した妊婦から生まれる子どもに、小頭症や先天的奇形のリスクが増すことに基づいている。
However, WHO is advising pregnant women not to travel to areas with ongoing Zika virus oubreaks. This advice is based on the increased risk of microcephaly and other congenital malformations in babies born to pregnant women infected with Zika virus.

感染地域に居住や職場があれば、一時退避を含めて検討して下さい。感染地域が職場であれば、在宅でのリモートワークが可能か職場と交渉して下さい。
感染地域外の居住や職場であれば、肌を露出せずに防虫剤を利用し、感染地域を毎日確認して下さい。発熱などジカ熱の症状が出れば、即座に通院して下さい。
ジカ熱の発生地域はシンガポール全域と、日本政府は解釈しています。そのため、シンガポールへの妊婦への渡航自粛勧告を出しています。

日本で購入した防虫剤はシンガポールの蚊にも効果がありますか?

蚊の忌避剤です。DEET、または Picaridin(ピカリジン、イカリジン)入りのものが薦められます。また、蚊のみならず多くの虫を忌避する効果のある薬剤(permethrin,ペルメトリン)が入ったジャケットやスカーフ類も市販されています

ディートやイカリジンは、シンガポールでのジカ熱での外務省文書にも有効と記載されています。しかし、シンガポールの蚊は、日本と違って、これまでのデング熱対策でのペストコントロールを生き残っているため、薬剤により抵抗があると一般的に言われています。

防虫剤は結局どれを買えばいいのですか?ディートとかイカリジンとか分かりません。

日本販売の製品では、下記2つのいずれかを選んで下さい。

現時点では日本で数少ないイカリジンが15%配合の製品だからです。今後、イカリジン15%、ディート30%以上配合の製品が他にも販売されれば、それらも選択肢になります。詳細は下記を参照下さい。

シンガポールでのジカ熱の時系列

日にち 出来事
2016年5月13日 ブラジルに渡航していた48歳男性がジカ熱に感染をシンガポールで確認(共同)
2016年8月27日 ジカ熱感染地域への渡航歴がない人の、国内感染を初めて確認。ほか3人の検査結果待ち。(AFP)
2016年8月28日 ジカ熱国内感染に40人の新規患者を確認し、合計41人になる。Aljunied Crescentで居住か就労をしていた。(AFP)
2016年8月29日 ジカ熱国内感染に15人の新規患者を確認し、合計56人になる。Aljunied CrescentとSims Driveで集団発生。(AsiaX)(日本大使館和訳)
2016年8月30日 ジカ熱国内感染に26人の新規患者を確認し、合計82人になる。新規感染確認者の5人が、Kallang WayかPaya Lebar Wayの居住者か就労者。(AsiaX)(日本大使館和訳)
2016年8月31日 ジカ熱国内感染に24人の新規患者を確認し、再検査で追加確認した9人を加えて、合計115人になる。新規感染者はBedok North。新規感染の1人はJoo Seng Road、1人は北東部Punggol Wayの住民。初の妊婦1名の感染者(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月1日 ジカ熱国内感染に31人の新規患者を確認し、再検査で追加確認した5人を加えて、合計151人になる。新規の3人は新しい場所:Tagore Avenue、Yishun Street 81、Harvey Crescent。2人目となる妊婦の患者を1人確認。 (MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月2日 ジカ熱国内感染に38人の新規患者を確認し、合計189人になる。新規の4人は、これまでの発生地点との関連性がないが、居住地や職場は非開示。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月3日 ジカ熱国内感染に26人の新規患者を確認し、合計215人になる。新規の2人は既存の感染地と関係がない住居勤務地。これまでに国内で確認されたジカ熱は、南米からでなく、アジア原産で東南アジアで拡大している血族と科学技術庁は推定。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月4日 ジカ熱国内感染に27人の新規患者を確認し、合計242人になる。以前報告した症例と今日の症例を含む新しい感染地帯の可能性がある。2人がJoo Seng Roadに住んでおり、もう1つの症例では既存の感染地帯と関連がない。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月5日 ジカ熱国内感染に16人の新規患者を確認し、合計258人になる。11人は既存の集団発生地と関係しており、1人はJoo Seng Roadと関係し、残り4人は既存の集団発生地と関わりがない(MOH)。9/6以降、MOHは疑わしい患者を検査結果がでるまで隔離を求めない。シンガポールで発生しているジカ熱は穏やかで、医師の判断が特になければ、入院は不要だ。ジカ熱検査の国民とPRへの補助金を拡大する。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月6日 ジカ熱国内感染に17人の新規患者を確認し、合計275人になる。10人は既存の集団発生地と関係している。今日確認された1人と以前の1人はBishan Street 12に住み、新しい集団発生地の可能性があり、ベクターコントロールを実施する。(MOH)
2016年9月7日 ジカ熱国内感染に8人の新規患者を確認し、合計283人になる。3人は既存の集団発生地と関係している。今日確認された1人と以前の1人は Elite Terraceに住み、新しい集団発生地の可能性があり、ベクターコントロールを実施する。残4人は既存の感染地と関連がない(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月8日 ジカ熱国内感染に9人の新規患者を確認し、合計292人になる。6人は既存の集団発生地と関係している。今日確認された1人と以前の1人は Ubi Crescentに住むか働いており、新しい集団発生地の可能性があり、ベクターコントロールを実施する。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月9日 ジカ熱国内感染に12人の新規患者を確認し、合計304人になる。1人は既存の集団発生地と関係していない。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月10日 ジカ熱国内感染に14人の新規患者を確認し、合計318人になる。8人は既存の集団発生地と関係しており、2人はJalan RayaかCircuit Roadと関係し、残り4人は既存の集団発生地と関わりがない。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月11日 ジカ熱国内感染に11人の新規患者を確認し、合計329人になる。1人は既存の集団発生地と関係しており、残り10人は既存の集団発生地と関わりがない。(MOH)(日本大使館和訳)
2016年9月12日 ジカ熱国内感染に4人の新規患者を確認し、合計333人になる。(MOH)本日からシンガポール保健省・環境庁のプレスリリースがなくなり、環境庁サイトでのステータス更新になる。
2016年9月13日 ジカ熱国内感染の新規患者はゼロで、合計333人に。 (Today)
2016年9月14日 ジカ熱国内感染の新規患者は8人で、合計341人に。 (ST)
2016年9月15日 ジカ熱国内感染の新規患者は14人で、合計355人に。Fidelio Streetが新しい集団発生地の可能性がある。 (ST)
2016年9月16日 ジカ熱国内感染の新規患者は14人で、合計369人に。Sengkang CentralとSengkang East Avenueが新しい集団発生地の可能性がある。(ST)
2016年9月19日 過去3日間(土~月)のジカ熱国内感染の新規患者は12人で、合計381人に。Hougang Avenue 7が新しい集団発生地の可能性がある。(ST)
2016年9月23日 ジカ熱国内感染の合計387人に(Today)
2016年10月5日 10月5日の一週間で、ジカ熱国内感染の新規患者は2人で、合計401人に。(ST)
2016年10月18日 ジカ熱発生の最初で最大の集団発生地だったアルジャニードクレセントとシムズドライブ地域で、2週間新規患者が出ずに発生が収束した。この地点で298人の患者が発見された。シンガポール全体では先週火曜日に2人、土曜日に11人の患者が報告された。残る集団発生地2つはUbi Avenue 1とJalan Chengkak/Jalan Rayaだ。(Today)
2016年12月16日 ジカ熱の最後の感染地域が除去になった。べドック北通り3で、7人の感染者が報告されていた。12月10日が最後のジカ熱感染者で、その後の報告はない。国立環境局NEAの発表。(ST)
2017年1月9日 2016年12月31日時点で458人のジカ熱患者が報告された。9月は283人、10月43人、11月は12人、12月は4人と減少。17人の妊婦がジカ熱と確認され、これまで4人が出産したが、異常な兆候はない。子どもは3歳になるまで観察される。(シンガポール保健省)


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